サングラスレンズの機能とは
サングラスとは、日差しや照明にから眼を守るために着用する保護メガネのことです。
サングラスをすることで眩しさや紫外線を防いでくれるため眼の病気から守ってくれます。見ればわかるとおり、サングラス自体はフレームとレンズから構成されています。 そのレンズ一つとってもレンズ一つとってもさまざまな種類が存在します。
「素材」、「機能」、「形」、「色」。 今回は、それぞれどんなレンズが存在するのかもう少し細かく見てみます。
素材
「プラスチックレンズ」、「ガラスレンズ」があります。
昔は、「ガラスレンズ」が主流でした。
現在では、約90%が「プラスチックレンズ」と言われています。安価なものは100%「プラスチックレンズ」です。
なぜプラスチックレンズがこんなにも普及したのか。
掛ける側からしてみれば軽さや割れにくさがあり、製造側からみれば設計上の自由度があるります。
故にデザイン性も向上し多種多様なサングラスの形を実現することが出来てきました。
機能
「UVカットレンズ」「ミラーレンズ」「偏光レンズ」「調光レンズ」がありますが、「UVカット」については、ほぼすべてのレンズに適用されています。
「ミラーレンズ」はレンズに対して光を反射させるコーティング(膜)がされているものになります。光の入射率はコーティングする前の色味や濃さによって変わってきます。 「偏光レンズ」はレンズに偏光膜というコーティングを施し、反射した光(反射光)をカットしてくれます。
光は、太陽からの直接的な光だけでなく、反射した光もあるためより視界を確保するために使用します。
「調光レンズ」は自動で紫外線量を感知し、レンズの色の濃度が変わるレンズです。 例えば、室内にいるときはレンズがクリアになり見やすく、屋外などの日差しのある場所へ出ると色が変化し光の強さに応じて濃さを調節してくれます。
形
プラスチック素材が普及してきたことによりレンズ設計の自由度が広がり、大きさや 円形から四角形まで成形することができるようになりました。
色
色はレンズの効果を左右する大事な部分になります。
「レンズの色=光の透過率」でもあります。レンズの色が濃ければ濃いほど光に対するレンズの効果は高く、薄いほど光の入射率はあがります。
しかし、毎日太陽の日差しが強いわけではありません。四季、天候によって光の強さは変わりますので光の強さによってレンズ色を変えることで見え方、見えやすさが変わってきます。